「やだ!!あいちんと遊びたくない」
「だってあいちん、えーーーって言うもん」
「あいちんの家にいきたくない」
「あいちんとお祭り行きたくない。ママがいい」
4歳の姪っ子に"あいちん"と呼ばれている。そして、これらの言葉の後には全て(号泣)がつく。
姉「そんなこと言ったってしょうがないでしょ。ママお仕事なんだもん。終わったらママもお祭り行くから」
「あいちん、やだぁぁああああ〜〜〜!」※もちろん号泣
目の前で全部聞かされている"あいちん"だって結構傷付いている。
いつもはあんなに仲良くしてるのに。
前回の子守もこうだった。
昨日、姉の代理で仲良くしてる姪っ子(4)の保育園お迎えに行ったら初めて見た人くらいギャン泣きされて、先生たちに必死でフォローされちゃって、叔母(37)も泣きそうだった。
— ぽてこ@21w (@ii_poteco) July 12, 2019
結果、一緒に来てた夫が子供さらいのように泣き叫ぶ姪っ子を担いで帰ったけど、夫居なかったら(4)(37)で泣きながら帰ってたな
小さな身体で「この世の終わり」ってくらい絶望して泣き続ける姿は見ているこっちも辛い。4歳は4歳なりに色々あるみたいだし、ママに甘えたいのを我慢しているのもわかる。こちらは何とかやさしい言葉で応戦するが、頑として拒絶される。
「ママも早く会いたいなーって言ってたよ、お家で一緒に待ってよ?」
「いやぁあああ〜〜〜!あいちんと帰りたくないぃぃ(号泣)」
保育士さん「ママに会えるの楽しみにしてたもんね、ママがいいよね...(困り顔)」
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まさか号泣されるとは思っていなかった。近所に越してきた姉夫婦とは、しょっちゅう会っているし、とりわけ遊ぶのが上手なわたしの夫は姪っ子からの絶大な支持を得ていた......はずだった。だから、突然の拒絶に夫も私もショックを隠しきれず、帰り道は二人して黙ってしまった。
子持ちの友人に話すとそんなの日常茶飯事だよー!と笑いとばされた。実際そうなのだろうと思うし、数時間後にはケロっとしてる4歳児の言動に、態度に、振り回されててもしょうがないじゃないか!とも思うのだけど、、、傷付くものは傷付くのだからしょうがないじゃないか!とも思ってしまう。
子育ての経験がないことも一因かもしれない。果たしてこんな鰯メンタルで私やっていけるんだろうか.......自分の子は別なんだろうか....?
正直なところ姪っ子はかわいいが、泣き叫ぶ姪っ子とは距離を置きたい。
それに、大人ってこんなことで傷付かないと思ってた。
落ち込むことや自分の中で消化できてないことを人に話したとき、時々「そんなこと気にするだけ無駄だよー!傷付く必要ないよー!」と言葉をかけてくれる人がいるが、もう気にしちゃってることを気にする必要ないよーは無理じゃね!?と思ってきた。今回の姪っ子のことだって、そんな案件なはずだ。子供のストレートパンチをいい大人が馬鹿みたいにまともに食らってる場合じゃないに違いない。頭ではわかっている。
そんな話しを夫にしてみた。
「わかるよ、俺も傷付くよ。だから最近は、おれは悲しいし傷付いてるよっていうのを〇〇に伝えることにしてる。こっちが傷付かないと思ってるかもしれないから。」
なるほど、と思った。
或いは姪っ子が号泣しだしたら、私も同じくらいギャン泣きしてみるのはどうだろうか。大人も泣きたいんだよ、ってわかってくれるかな。
子供に対峙するにはわたし自身もっとタフにならなければと理解している一方で、鰯ベースは急に変わらないとも思っている。当面はナイーブな自分で戦うしかないし、これまでだってそれで生きてきたけど、子育てはまた別物だろうか。
........子よ、
一緒にがんばろう。
GWに行ったバンコクの夜景。この時は7wとかで流産への不安でいっぱいだったけど、21wになり不安の種類が変わってきた。出産も不安だし育児も不安....要は不安は尽きないってことがわかってきた。