【2歳7ヶ月】思うが増える

「あのたくしーさん、どしちゃったのかなぁ...」

とは、数日前のニュースで流れた飲食店へ突っ込んでしまったタクシーのこと。

 

「あたま、かた、くろす!」

とは、1ヶ月前にいったサッカー体験で、先生が教えていたジャンプの方法。(なお当日は、一切参加せずに終始私の脚にしがみついて涙を浮かべていた)

 

「きょうりゅうさん、なに食べてたのかなぁあ...」

とは、おそらく先日観た『ジュラシックワールド』で、人が恐竜に食べられるシーンのこと。

 

 

こちらがまったく忘れてるようなことを、けっこうな時間差で断片的に言ってくることが増えた。2歳7ヶ月。

ジュラシックワールド』なんて、夫には「きょうりゅうのえいが観たの!ままと!」と連日うれしそうに話していたのに、何日も経って、やっぱりあのシーンを衝撃と思っていたんだなと改めて気付かされた。

 

言葉は日に日に増えているが、それ以上に「思う」ことの量が上回っているようにみえる。ことばにして「言う」がまだ遠いだけで、2歳7ヶ月なりに社会をみて「思う」ことはたくさんありそうだ。

 

自身の経験でいえば、英語が拙いばかりに、頭に浮かんでいることの5%くらいしか伝えられなくて「ノーアイデアなやつ」と思われてしまうことに似ているのかもしれないと想像している。

 

「思う」ことを「言えない」は結構もどかしいはずで、以前はなかったような声の上げ方をするようになったのもそんなところに関係していたりするのかなぁ。(知らんけど)

 

 

よく子供のことを大人が「こう見えて繊細なのよ〜」と言ったりするが、どんな子も、子供はみんな繊細なんじゃないかと思う。

 

だって、2歳でこんなに「思う」ことがたくさんあるのに。