夫「次の採卵オレ休みとるの難しそう」
ー うん、大丈夫
夫「朝は一緒に行くけど、すぐ出ないと」
ー うん、大丈夫。また空胞かもって覚悟してるから。
夫「強くなってんな」
ー うん(笑)
とは昨日の会話。
いま、私の卵巣には左右に1つずつ卵が見えている。この2週間、自己注射も、ひと粒千円もする薬も飲んで、激痛の筋肉注射も打ってコレだ。卵2つ育てるのに約七万......ってなんて燃費悪いんだ、わたしの卵巣。
それも一つは内膜症の腫瘍の真裏にあって、採るとしたら、腫瘍をぶっ刺していくしかないと職人のような目で先生に言われた。思わず「もうやっちゃって下さい」と返しかけたが、ほっといても痛い腫瘍を貫通とはこれなかなか.....と思い直し「先生の判断に任せます」にとどめた。
今回も空胞でダメかもしれない、という心の準備はしている。
初めてのこと・新しいことに取り組んでいる時というのは期待と高揚感で満たされてるから、それを一気に挫かれると高低差が結構きついと学んだ。
心を分厚くしとかないと耐えられない。
それとは関係なく、彼女の本の言葉で勝手に大事にしてるものがある。
強いフリをすることと、本当に強いことに、どれほどの違いがあるだろうか。強いフリなのか、本当に強いのかは、自分で決めることだ。
今週の福ちゃん(朝ドラ)を観ながらも、この言葉を思い出した。
メンタルは頑張るから、
どうか痛みが少なく終わりますように。
というわけで、月曜日。
2回目の採卵いってきます。
いま使ってるフェマーラという薬。乳がん治療にも使われるもので、ツイッターで検索すると癌と戦ってる人たちのツイートが大半を占める。クリニック終わりに旦那ととんかつ食べて、お茶して、散歩してる日常に、これ以上望むことさえ贅沢なのかもしれない。
#不妊治療 #人生勉強中