先週末、仲良くしている友人夫婦が、
使わなくなったハイローチェアをくれるというので引き取りに行ったら、
その他にも新生児グッズや洋服、スリングなどを色々まとめておいてくれて、
はい!と一式手渡してくれた。
チェアカバーや布ものはクリーニングがしてあって、
洋服に限ってはほぼ未使用のもの(且つかわいいもの)だけをピックしてくれていた。
さらに驚いたのは、
一点一点ていねいに袋入れしてある几帳面っぷりに加えて、
その全てに旦那の手書きメモが添えられていたこと。
これはこういう時に使うのが便利、とか、
説明書はウェブで見れる、とか、
ここのブランドのものだと他にはこれがおすすめ、とか、
メジャー商品だけど我が子はハマらなかった、とか、
付け方が難しくて結局使わなかった、とか。
....なんたる優しさ😭
結局その日は夕飯までごちそうになって、
ベビーグッズの解説をしてもらい、
タクシーに荷物を詰め込み、夫とふたり帰路についた。
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翌朝、夫を送り出して、
メモを見返しながら一つ一つ整理していると
なんだか改めて「あー、彼は自分ごととして育児をやってきたんだなー」と微笑ましい気持ちになった。
旦那さんが自身の経験からベビーグッズのレビューをできるってすばらしい。しかも他ブランドにどういうものがあるのかまでリサーチ済みだ。
まぁ普段から二人の関係をみていると、そこに対して驚きはないのだけど、あらためて理想的なフォーメーションにみえた。
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これは、区が主催する両親学級に参加した時にも思ったのだけど、
いまどきのお父さん(旦那さん)たちはみんな育児に対してとても前向きに見える。
妻をサポートせねば、というニュアンスよりも、もっと自主的にやりたい!という雰囲気を感じるのだ。
両親学級という場に参加している時点で、そういう夫婦が集まっているのかもしれないけど、みんな仲が良さそうだし、どの旦那さんも赤ちゃん人形を相手に、なんなら妻以上に真剣な眼差しで講習に挑んでいる。
グループトークの場面でも、これからの育児に向けて旦那さんたちの積極的な質問や意見が飛び交っていた。
勿論わたしの夫も例外にあらず。
そして、
そんな光景をみていると、
ヨメが出産のときも酒呑んでたわ〜とか
育児なんてヨメに任せきりで仕事しかしてこなかったわ〜
などと武勇伝のように男が語る時代は終わったんだな、
とまさしく思った。
欧米に比べるとスローかもしれないけど、
社会はかくじつに変わってきている。
むしろ、育児をしたくてもできない男性が多いんだろうなと思うと不憫にもなってきた。我が子が生まれて、一緒にいたい気持ちは同じはずだ。
事実、夫はいま見事なまでのブラック企業に勤めていて毎日帰りが遅いのだけど、両親学級にいった日から、「沐浴は帰ってからおれがしないと」とすでに育児分担の予約を入れるかのように張り切っている。
今だって、何ならわたしはお腹の子と二人で昼寝をし、だらだら過ごしているのだけど、夫は仕事に追われる毎日で申し訳ないようなかわいそうな気持ちになる。
せめて、破水とか陣痛とかそういうメモリアル的瞬間は一緒にいるときにきたらいいのだけど。
男性の意識がこれだけ変わってきていても、
まだ社会の体制が追いついていない感。
それでも、
男性の育休取得が一般的になる日は
そんな遠くないんじゃないかなーという気がする。
(セクシー小泉進次郎のおかげで少し遠のいたが)
子供が生まれても以前と変わらない雰囲気の友人夫婦。おしゃれも全然サボってない。
最近の読書:『ヨチヨチ父』 ★☆☆☆☆ 1.0
仕事漬けでかわいそうな夫に... と思いポチった本。
旦那さんの目線で描かれた育児が面白いと話題になっていたのだけど、「うーん、俺はなんかぜんぜん共感できない」とあっさり返されてしまったので、わたしも読んでみた。
たしかに、、これは私もぜんぜん共感しなかった。
まず嫁がずっと怖い。終始、邪険に扱われている旦那さんの立ち位置があんまり笑えなくて、なんだか可哀想な気持ちになってしまった。
夫からは「怖くならないでね......」とポツリと言われた。
喜ばせようと思ったのに😂 即売った。
#39週 #産休 #ひま