この前、ワイドナショーでやってた
外国人労働者受け入れの話題。
「最低限の日本語はできるようにして欲しい」
というバカリズムの意見から、
コンビニで「お箸下さい」って言ったら
外国人店員に「なんで?」って返されたwww
(これは安藤優子↑)
みたいな流れがあって、
目くじらを立てるほど下品な笑いではなかったのだけど、なんというかその言い方に、やさしさが無くて心が痛んだ。
そのコンビニ店員は、あの頃の私だ、
と思った。
拙い英語でネイティブ相手に働いてた自分だと思った。
お客さんが何言ってるか聞き取れないことなんて日常茶飯事。
社内のミーティングだって数字を並べられると毎回フリーズしていた。
でも、みんな優しかったよ。
そりゃ馬鹿にされることもあったが(主にキッズ)
明らかに理解できてない私に対して
簡単な単語で言い直してくれたり、
そこに気の利いたジョークまで添えてくれたり、
そのジョークさえ理解できてない私に
自らオチをつけて大声で笑いながら去っていったり。
ロンドンなんて移民だらけだし
イギリス人がやさしかったと言いたいわけではない。
ルーマニア人も、何人かわからない人も、
イギリス人もみんな、
最低限お互いのアイデンティティやその背景に対する配慮があった。
心の余裕があった。
ニューヨークでがんばる綾部は応援するのに、
日本でがんばる外国人には冷たいよね。
5年後、10年後、
母語以外の言語で一生懸命働くその姿は
将来の自分の娘かもしれないし、
自分かもしれないのにね。
もしかしたら、日本の場合、
英語コンプレックスの裏返しで、
日本語くらいちゃんとしゃべれやぁぁぁあ!
みたいなヤンキー連鎖なのかな。
わざと間違えてるわけでもないんだから
やさしくしようよと思う。
わたしは、
最低限その心の余裕をもっていたい。
———
ちなみに、冒頭の話題でこんなツイートあった。なーるーー。
ワイドナショーで外国人労働者について語っている最後
— No Яeason (@HIROCY_REBOOT) January 6, 2019
安藤優子さん「コンビニでレジが外国人の方で、「お箸いりますか?」って聞かれたので「お願いします」と言ったら「なんで?」と聞かれた」
それは「何膳?」って聞いたんやと思うけど…#ワイドナショー
ビール買いに行って小銭を落とすヤツ(わたし)、という謎の一枚。友人Hによる撮影@ロンドン
#外国人労働者 #コンビニ