平成も終わろうかと言う今のご時世、よくそんな取引先との飲み会があるなぁと思うほど仕事の飲みが多い。
うちの旦那の話しである。
昨日は、何次会かのカラオケバーから帰ってきて、一昨日は麻布の鉄板焼き屋からベロベロに酔っ払って帰ってきた。
その顛末が、これだった。
大声で歌いながら通っていくヤバい奴がいると思って、窓閉めようとしたら旦那だった😱完全に酔っ払っている!聞き覚えのある声にゾッとした😱😱😱もーーー!!#注意する前にソファに倒れて寝た #接待のストレス
— ぽてこ (@i_poteco) 2018年9月13日
お腹もどんどん立派になってきている。37歳、健康のためにもいい加減痩せて欲しいが、こんな生活してたら無理だろうと白けた目を向けている。
一方、私はというと、会社の飲み会は基本行かないし、少しでも面倒くさいと思ったらNOと言う人間だ。だから、旦那の夜の付き合いを自分に置き換えたら全然理解できないし、すごいなぁとも本当に思っている。
そもそも、私の社交能力が10だとしたら、旦那は1000くらい余裕である。
もう慣れたが、一緒にいると自分がなんて社交性の低い人間なんだと悩んでしまうことが多々あった。
まず、男女問わず初対面にめっぽう強い。
ふつう初対面だらけの場に行くと萎縮してしまうが、そんなことさえ考えたことないだろ、と思うほど彼の周りには自然に人が集まってくる。同じ場に居ても、私は透明人間だが彼のことはみんな覚えている。
飲み屋でも、しょっちゅう訳のわかんない知り合いを増やして帰ってくるし、そんな性格を知ってる友人からはしょっちゅう訳のわかんない場に誘われている。
そして、ファットでファニーな見た目は、万国共通受け入れられるらしい。
海外でツアーに参加すれば、陽気なガイドにすぐに目を付けられるし、新婚旅行で行ったイビサ島では、W杯に熱狂するスペイン人を束ねて輪の中心に太った日本人がいた。マイハズバンドだ。
英語はまったくできない。
しかし、これが彼のデフォだ。
本当にすごいと思うし、何回生まれ変わっても私にはムリと思う。
社交力のマネタイズを考える
出張から帰ってきた翌日のこと、
「〇〇から、富豪のお爺さん家に一緒に行けへん?って誘われてん。今週末」
「何それ(笑)」
「やろ。俺もよくわからんねんけど、めちゃくちゃ金持ちのお爺さんで、恵比寿の豪邸に住んでてホームパーティあるから一緒に行こうって。若い人と飲むのが好きなんだって」
「ほぇーーー」
......。
「行ってきたら?」
「え?」
「だって、ほら、なんかすごいチャンスかもよ。気に入られるかもよ」
......。
「連絡してみるか(笑)」
数分後、ピコーン!というラインの音が鳴り、携帯をみた旦那がニヤっとした。
「〝ごめん、もうそれあかんねん。会社の人誘ってもうた〟やって」
「欲出すと、あかんな」
そだね(笑)と言って、二人で笑った。
神様ってやつぁーーー
#人生勉強中