このツイートをみて、蓋をしていた記憶が蘇った。
え、酷すぎて衝撃(°_°) https://t.co/oQ05IHdE8K
— ぽてこ (@i_poteco) 2019年2月12日
3年前の12月。
夜中、尋常じゃない生理の痛みに襲われ、痛み止めも全く効かず、お腹を抑えて床を這い蹲りながらぐるぐる転がって一夜を過ごしたことがあった。さすがにこれはと思い、休日になってから近くにあった総合病院の産婦人科を受診。一人で任されているらしい担当医は60代後半くらいにみえた。
総合病院の年季の入った診察台で、年季のはいったジジ医に優しさのかけらもない荒めのエコーをされ心底嫌な気分になっていたところに衝撃の一言。
医「えー、じゃあ、MRI撮って。腫瘍がみえてるから」
私「え?!?(パニック)腫瘍って、ガンってことですか??」
医「悪性だったらそういうこと。とにかく、みてみないとわかんないから。それを判断するためにMRI撮るの(苛)」
........ガンかもしれないの?....はげしく動揺しながらもその日はMRIを撮り終了。
1週間後、結果を聞きに再び病院へ。
医「あのね、あなた子宮内膜症。重度。」そう言いながら、小さな冊子の1ページを開いて重度のところにペンで大丸をつける
私「え、え?子宮内膜症? 悪性ではなかったってことですか?」
医「そう、でも重度だからこれ手術だね。詳しいことはハイ、この冊子に全部書いてあるから!」冊子をペシペシ
私「え、え....手術?重度って、、、妊娠できないとか?」
医「(かぶせ気味に)そういうこともあるでしょうね。とにかく!全部ここに書いてあるから!」冊子を押し渡されて次の人を呼ばれる
質問すればするほど、こちらがパニックになればなるほど、先生はイライラしてしまって、全くちゃんとした説明を聞けないまま冊子だけ渡され呆然と病院を後にした。
重度.....手術........子供産めない...........?わたしが??
今ならもっと冷静に聞けたと思う。が、その時は病気バージンで全然その衝撃を飲み込めなかった。そして、ジジ医への怒りは2日後くらいにフツフツと湧いてきた。
冊子だけ渡して一切質問に答えない。説明する気もない。こちらの不安を煽るような吐き捨てた言い方。知識のない患者を小馬鹿にしたような態度。
....内膜症のショックと同じくらい、わたしはジジ医の対応そのものに深く傷つけられていた。診察室でのやりとりを思い出しながら、こんな事でうろたえる私が馬鹿なんだろうかとも思ったし、聞くべきことをちゃんと質問できなかった自分にも情けない気持ちが湧いてきた。
実際、旦那にはその日以来、病院でちゃんと質問できないタイプだとレッテルを貼られているが、本当にあれは医者が最悪だったと思うのだ。
ただ悲しいことに、そうやって錆付いた感覚で仕事をしているジジ医は一定数いる。知識さえ錆付いていることも顧みず、患者を見下すことで己のプライドを満たしているジジ医。それはもう出会ったが不運と思うしかないのかもしれないけど、本当にやりきれない気持ちになる。
病院というただでさえストレスを感じる場所で、最悪な医師に当たるのはダメージがでかすぎる。もちろんそれ以上にいい先生はたくさんいるのだけど。年齢関係なく。
今では事前に聞きたいことをメモしていく習慣がついたが、それでもやっぱり咄嗟にでてくる新情報に対してこちらもすぐに返せないことがよくある。それで、お会計待ってる時に質問がでてきたりして、、あぁってなる。先生にちゃんと聞くのって結構むずかしい。(写真は、総合病院近くの居酒屋の看板犬だったスズ)
#病院 #医師